ぴよぴよぴよ日記
アフリカ行きを決めた私から、身近な人を中心に、その時々で私のしていること、思うことが伝わったらいいな。と思ってのブログです。
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帰国前のあれこれ2:お別れ編
大事な人とのお別れを思い出しながら書いてみようと思います。
1番は迷うところですが、
同僚のダバちゃん
CIMG3192.jpg

優しい優しい私の一番のお友達でした。
私を励ましてくれ、お互いのどんな事も話し合った、長い時間を過ごした友達。
最後の週末は彼女とゆっくり過ごし、
以前からつくりたいと言っていた、プリンを二人でつくりました。
出発前日は、私から離れようとせず。夜遅くまで一緒にいました。
「マミは、私の唯一の友達だったから、マミがいなくなったら、私友達いなくなっちゃう。
友達を通して、秘密をバラされて悲しい思いをしたりいろいろなことがあって
私の周りには友達が少ない。なんでも安心して話せるのはマミだけだったのに。そのマミが日本に帰っちゃうなんて」と、私を抱きしめながら泣いたダバ。
私は彼女のいろいろな事情を知っているけれど、
ああ本当にこの子が幸せになってくれますように。と
あんなに願ったことはありません。
出発当日は、遠慮がちに人の後ろにいたダバ。
大好きな大切な人でした。

PB140101.jpg

2人目はマリアトゥ。
私のお手伝いさんとして、2年、母のようにそばにいてくれた人です。
はじめは、以前彼女がみてきた隊員の話をよくするので
息苦しく感じることもありましたが、とても情の深い人で、
最後のあたりは、ダバに焼き餅をやき、いじわるをすることもあったようで
2人がしっくりいかなくなってしまったのは、とても心の痛むことでした。
最後の昼ご飯はマリアトゥと2人で食べ、だんだん会話の少なくなる感じは寂しかったです。
出発の日は、朝早くからやってきて、私の好きなビサップジュースをつくり、ダカールまでは遠いからね。と、持たせてくれました。

PB150120.jpg

私の警備員タバ。
以前私がもっと早起きだった頃は、2人でお庭でコーヒーを飲んだものでした。
出発前、私が珍しく早起きしてコーヒーを差し出すと、とても喜んでくれました。
出発当日も朝から現れ、出発の時間まで、庭の日陰で、
マリアトゥとなにやら穏やかに話し合っていました。
車の時間が遅れても遅れても、帰ろうとしない2人に
なんだか感動したのを覚えています。

PB150126.jpg

後輩隊員の2人。
出発の前日、あいさつにいくと、突然だったのに暖かく迎えてくれました。
「この村から、マミセックがいなくなるなんて・・・」と
寂しがってくれ、出発の日も、仕事を休んであの長い時間そばにいてくれました。

PB130095.jpg

お隣のサール家の人々
左がファンタでその隣がソフナ。
はじめは苦手だったこの一家がこんなに近く感じるようになるなんて。
村を離れる数日前、2人にお願いして、以前ファンタがうちにもってきてくれた
チェレブンが食べたいとお願いしました。
みんなでテレビをみて、薄暗い部屋でごはんを食べて。
ファンタがいいました。
「マミははじめの頃、もっと難しい顔をして私たちにうち解けてくれなくて
でも、少しずつだったよね。こうやってお互い行き来するようになって。
私は、マミがこうやってうちでゴハンを食べてくれること、すごく嬉しく思うよ」
とてもあたたかいなぁ。と思った。
きっとこの家族は変わらずそこにいて、変化が必要だったのは私だったんだね。

PB140115.jpg

私の村の仕立て屋イブラとその一家。
彼には何着も何着も服を作ってもらった。
ふっかけられてケンカした日もあった。
私だけでなく、私の友達の服の仕立ても、よくお願いしていた。
持ってきたおみやげの中に、彼に作ってもらったものも多い。
ダバの親戚でもあるこの一家は大好きで良く通った。
私の旅立ち1週間前に子どもが産まれて、命名式までいないかと
何度も言われたけれど、いつまでもズルズルいそうで断った。
命名式に出られないからと、布(とても安い物なんだけど)を
プレゼントしたら、目をうるうるさせて、
「ほらみろ。俺たちのマミはこうやって俺たちを助けてくれるんだ」
と、その布を奥さんのアダマに渡し、アダマは大事そうにそれを持っていた。
彼に同期8人おそろいでつくってもらったズボンを、
最後のパーティーでみんなで履く予定だったので、
「その写真、絶対送ってくれよ」といわれてその日は帰った。

上手く彼らの写った写真がないのだけれど、
ガクとアミカセという夫婦の仕立て屋さんとの別れも思い出深い。
ファティックという、私の村から一番近い地方都市の仕立て屋だった。
仲のいい先輩隊員から紹介してもらったお店で、期日に仕上がった試しがないのだけど
腕をかって、よくお願いしていた。
すごく迷ったけれど、最後に着る一番豪華なセネガル衣装はここにお願いしていた。
破格の値段で、私の注文する高いデザインの服を引き受けてくれ、
楽しみにしていたのだけれど、期日を過ぎて2度ほどよってみても
出来る気配がない。3回目にはお店が閉まってたりして、困るんですけど~。
最後にこんな思いするのいやだー!!と思いながら足を運んだ数回目、
アミカセが「マミー帰っちゃったかと思ったー!」と
駆け寄ってきてくれ、できあがった服をみせてくれた。
いつもは旦那さんのガクにお願いしていて、アミカセにはあんまりつくってもらったことなかったんだけど、あまりに不器用なつくりにちょっとア然。
「マミの服はねー。私がつくりたかったんだよ。マミはいつもファティックにくると、うちに寄ってくれて、おしゃべりしてゴハンを食べて。それが嬉しくてね。娘のようにも思っていたのに、それがもうこなくなっちゃうなんて・・・・。きっと似合うよ。来てみて」と泣くアミカセ。
刺繍が左右対称にもなってなくて、そもそもデッサンが微妙なんだけど、
彼女の気持ちを受け取ることにした。大切な服。
確かによく彼女達のお店には行ってたし、
服が出来るまで待つことも多くて、腹を立てながらよく待った。
なだめられながらゴハンを与えられ、怒りながらも食べ、
あきらめながらベンチで寝て待った。
そんな繰り返しだったけれど、こんなに寂しがってくれるとは思いも寄らなかった。
最後にプレゼントのワンピースと、彼女の写真をもらった。

P3100051.jpg

最後に園長。
終わりの三ヶ月で何か病気をしたらしく、この時の半分くらいにやせた園長。
仕事の最終日は彼女の園にいった。
国の幼児教育が大きく動き、
彼女の天下じゃなくなってしまいつつあるこの2年。
どれだけ言い合ってきたことか。
久々にゆっくり話をすると、だいぶ勢いがなくなっていた。

この人に呼ばれてここへ来た。
思うように動かないとムチで打たれそうな毎日を過ごした。
私は納得いかず、自分の正しいと思うように進んだ。
時代は、少しずつ私の味方だった。

あなたを娘のように思ってきたわ。お母さんにあげてね。
と、時々着ていた洋服をくれた。園長。

支配することで人がついてくる時代はもう終わるのに。
手強い人だった。
最後の握手も彼女らしかった。

いつか、私を呼んでよかったと、思ってくれる日がきたらいいのに。
子どもたちの笑顔の輝きに、気がついてくれたらいいのに。
人を大事にすることで、大事にされる人になれたらいいのに。

自分がしてきたことに後悔はないけど、
彼女も寂しかったのかな。



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コメント
この記事へのコメント
本当に本当に、苦労した分 素敵な出逢いがあったんだね!
国も言葉の壁もすべて越えて、最高の友達・ご近所さん。ブログをみていて、ひろこ先生の凄さと出逢いの素晴らしさ!なんだかいろ~んな事を感じました!

そして最後に 園長!
想像より、はるかに凄い人でした(笑)
あのキツい顔は…。
ひろこ先生よくぞ!よくぞ頑張った~!と思ったよ。
なんだか文章がまとまらずですが…
本当に本当にお疲れ様でした!!
2008/01/24(木) 19:19:26 | URL | ゆりこ #-[ 編集]
ありがとう。
ブログだと、なんだか一方的になってしまうけど、今度会ったらゆりこ先生の2年も聞かせてね。
2008/01/25(金) 11:34:53 | URL | HIRO #-[ 編集]
本当にお疲れ様でした
2年前に卒園した、あのやたらとデカい男の子、その父です。
かげながら応援させていただきました。
本当にお疲れ様でした。
それなりに波風のあった私のこの何年間ですが、先生と比較するとなんとも平凡だなぁ、と思えてしまいます。
まぁ、比較してしまうのも、変な話ですが...
今後のご活躍も、心からお祈り申し上げております。
2008/02/02(土) 16:40:12 | URL | まおちち #-[ 編集]
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2012/10/31(水) 10:02:18 | | #[ 編集]
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2013/02/08(金) 20:42:39 | | #[ 編集]
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2013/03/03(日) 19:02:07 | | #[ 編集]
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